本文へスキップ

龍泉会について



ゲストルーム

本山である臨済宗妙心寺は花園天皇が法皇として開基住職し、後に無相国師を招き妙心寺とされたのが始まりです。
 春光院は妙心寺堂塔寺院で、伊勢おはらい町伊勢神宮にある神護山慶光院とのつながりが強く、庭東部には豊受大御神を祭った外宮の社が、そして庭西部には天照大御神のお隠れになった天の岩戸をもした建造物があります。柏庭派の南勢における化門樹立の端緒は慶光院と妙心寺との結びつきであり、慶光院が伊勢神宮内に強い勢力を浸潤してたという関係上からであると思われます。
 春光院からその弟子等が慶光院の役寺である常慶院に住持していた関係で近隣の龍泉寺を開山したものと考えられています。


ゲストルーム

列宗全網は妙心寺春光院四世に出世した後、元和年中(1615年〜1623年)に伊勢に入り龍泉寺を中興しています。列宗が伊勢に来たのは列宗の法叔等が伊勢山田(おはらい町)慶光院の役寺である常慶院に住持していた関係であると思われます。1622年列宗は龍泉寺に伝法した後、常慶院に入っています。龍泉寺を初めに、その弟子たちが伝法開山されました。列宗の弟子である暘山祖谷は慈眼寺、嶺堂宗?は甘露寺を中興しました。その由来を基に龍泉寺を中心にした法系寺院が成り立っております。
 その後も法系寺院としての関係が続き、六年前(2009年)寺族同士の交流を深める意味合いも込め龍泉会を発足しました。




このページの先頭へ